誰もいない道、人差し指と中指だけを、ゆるく繋いで。
トーレス様が『ネパールの休日−2回目−』のイメージイラストを描いてくださいました。
最後の方、サファリをした後1杯飲んで二人きり、宿に帰るシーンです。
この話は恋愛初期のわくわくどきどきを少しでも描きたくて、そのために先生の思考回路が普段に増して少々少年もしくは乙女なのですが、乙女なのは思考回路だけ、外見はあのガタイ((トーレス様おっしゃるところの乙漢←オトコ?)、というギャップをトーレス様が見事に描いてくださいました!
このシーンのこの二人は人気のない場所でそっと手をつなぐ、それだけで満足しきっているのです。
いや、本当はキリコはどうだか知りませんが・・・とりあえずBJは満足しきっちゃっていますねえ。
見ているうちにこのキリコ、とりあえずBJに合わせているけれど明らかに欲求不満な気がしてきました。
ポーカーフェイスの下で今後の計画をいろいろ立てているような・・・。
キリコもまだまだ青いなあ。

などと妄想たくましくしておりましたが、トーレス様によると、キリコもこそばゆい思いを共有し合ってマンゾクしてるのだそうで!
そ、それはそれで素敵・・・。
ほかにもBJにテレ隠しに巴投げされて川をバックに宙を待ってるキリコなんてのもお考え下さったのだそうです。
そちらもにやにやしながら魅入ってしまいそう。

トーレス様、もやもやと想像するしかなかったこのシーンに視界的衝撃を与えてくださり、本当にありがとうございます!


と思っていましたら、この切れた手の先をお描き下さりましたので、ご許可を得て掲載させていただきます。
軽く握る 指を絡める
トーレス様は最初左(画面によっては上)のように繋いでいるのかな、とこちらで描いて下さっていたのですが、途中で右(画面によっては下)のほうかもしれない、と思い直されたのだそうです。
だから敢えて手の部分を切ってしまったのだとか。
そう、私も右の情景を想像して書いておりました。
もちろんどんな風にご想像いただいてもいいのですが、こんな風に思っていたとおりのことが伝わった時、なんとも嬉しく思うのです。
重ねて、ありがとうございます。