リリコ様の黒男の日記念フリーイラストをいただいてまいりました。
『BJ先生ではない、黒男さん』です。
『BJ先生』には強さや情熱や笑いや涙もあるけど『黒男さん』の部分はどうなのか、と問うリリコ様。
彼自身はもう捨てた、無くしたと思っているかもしれない。
でも捨て去ることなど絶対にできない。
なぜならそれは彼の核であり、年輪だから。
深く暗い黒男の部分があるからこそ彼は弱者の痛みがわかる。
それはじくじくして痛いけれども、だからこそ彼は他者の痛みに共感し、それを癒そうと努めるのだ。
趣のあるイラストを前に、柄にもなくそんなことをつらつら思っていました。
私も黒男さんはなんとなく瞳を伏せたイメージがあります。
その瞳を正面から見つめることができたら、彼の内面のごく一部でも覗くことができるのに。
そう歯がゆく思っている人はたくさんいそうです。
リリコ様、彼のナイーブな面を窺わせる素敵なイラストをどうもありがとうございます。